仕事のミスは絶対なくせません。
仕事のミスに関係して、私の経験談を記事で何度か投稿しておりますが、今回より深いところを書こうと思いますので宜しくお願いします。
皆さんの中で、ミスの大小あれどこれまでミスをしたことがない人はいらっしゃらないかと思います。
仕事をしていく上で遭遇するミスについて誤解されがちな考え方とどう向き合っていくのか解説していきます。
ミスは仕事をする上でつきものです。大小あれど、ミスをすると仕事に支障きたしてしまいます。
皆さんは、「このミスどうすればなくせるんだろう?」と考えることがあると思います。
ですが、私はミスというものは無くせないものだと思っています。
人間であればどんなに集中して注意していてもミスはあります。その時のコンディションにもよりますが、どうしても些細なミスに遭遇する状況に置かれることがあります。
では
ここからが仕事で起こったミスとの付き合い方を解説していきます。
目次
ビジネスマンの仕事のミスが起こる原因は二つある
ミスが起こる原因は、そもそもミスの内容について知っていたか、知らなかったで大きく二つに分けることができます。
知っていたけどミスをした
一つは、知っていたけどミスをした。所謂、うっかりミスです。
具体例を挙げると
・持っていくべき資料を忘れた
・間違えてデータを入力してしまったなどです。
知らなかったから起きたミス
二つは知らなかったから起きたミス
例えば
・誤った認識で誤った進め方をした
・本来の方法を知らされておらず、わからないまま進んでエラーが起きた
「知っていたけどミスをした」「知らなかったから起きたミス」を
ここで掘り下げず、対策するとただ注意する!とか気をつける!など、根性論に頼った対策になってしまいます。
そもそもミスを起こした側もミスを起こしたくありません。注意したいし、気をつけたいと思ってる中で起きたミスなので、こういった根性論的な対策だと効果は薄くなってしまいます。
では、どうすればいいのか?
ビジネスマンの仕事のミスが起きにくくなる仕組みを作る
知っていたけどミスに対しての仕組み
うっかりミスは2ステップで仕組みを作りましょう。
1ステップは意識改革です。
これは意識を改革するという根性論ではなく
・「人間は絶対ミスをする」
・「集中力は長く続かない」という意識を持つことです。
2ステップは頼るです。
ミスが極めて少ない機械(ソフト)やアプリに頼るです。
これは頭で考えて、頭の中で完結している人が多いので、時間管理やスケジュールなどを頭ではなく、ミスが極めて少ない機械に頼りましょう。
そこから逆算して何を準備すればいいのか、いつまでに作業すればいいのかがわかります。
時間管理以外場合、自分の行動をパソコン、スマホで打ちこむことで、自分の考えが視覚化することができて、客観的に自分の行動を見ることができます。
パソコン、スマホを選んだのは、ペンで書く手入力なマニュアル作業より打った方が圧倒的に早いからです。
知らなかったからミスに対しての仕組み
次は知らなかったからミスをした。
こちらは、知っていたけどミスをしたとは根本的に違います。その原因は二つ、それは自分起因と組織起因です。
自分起因とは、対象である仕事に対して無知であり、無知であるがゆえに起きたミスと解釈できます。
皆さんも、やり方は分かっているけど、なぜこの方法でうまくいくのか説明できないということはないでしょうか?
うまくいってるから調べない、なんとなくうまくいってるというものです。これはかなり危険で、構造を理解しないのがミスの原因でもあり、ミスを検知することがとても困難になります。
構造を理解するメリットには、他にもこんなことが挙げられます。
・効率化できる箇所が見つかる
・マニュアル化することで、のちの新しく仕事をする新人にも構造を理解しやすくなる
・仕事の生産性が向上する
組織起因とは、伝達がうまくいってないことが原因で起きるミスです。
例えば、伝えたはずなのに、こう聞いていたのにこうしたちょっとしたズレからミスが起きてしまいます。
これは仕事の引き継ぎの時によく見られる光景ですが、対策として、仕事への目線が揃っているか、思い描いてる絵が同じなのかをチェックしていきながら、引き継ぎ作業をしていきましょう。特に専門用語が飛び交う職場では気をつけましょう。
以上が原因別のミスが起きない仕組み作りのご紹介でした。
ある程度、仕組み化したり、コミュニケーションの取り方でも結果は変わってきます。
まとめ
ミスをどういう仕組みや工夫で防ぐかに焦点を絞る。
知っているのに起きるミスに対しては、自分を過信せず機械の力を借りて対策を練る。
知らずにして起きるミスに対しては、自分起因と組織起因それぞれ最適な対策を打つ。
私個人もそうですが、皆さんもミスは起こしたくないですよね。この記事を読まれた方はぜひ、明日から実践していきましょう。
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